世の中は自分の力だけでどうにかなることばかりでは無い(むしろどうにもならないことの方が多い)から、その時の状況によって選ぶことの出来なかった選択肢や、自分が選択肢として選ばれなかったことは沢山あるけれど、それでも、私は私のできる範囲で私自身でしてきた選択に少なからずの責任を持っている自負はある。
そうして、その結果出来上がった今の自分は、あの頃思い描いていた理想の自分とはだいぶ違っているけれど、世間一般から見たらきっと真っ当な大人で、ありがたい事に生活に困ることの無い程度の仕事をすることができている。
今の自分を否定することは、これまでの自分の選択を否定することになる上、自分の選択に後悔はしたくないと思っている。
それでもやっぱり、同級生の結婚や出産など、大きなライブイベントの報告を目にすると、「私には実現し得ない幸せ」を突きつけられているようで、心が底なしの穴の中にスッと吸い込まれていくような感情になる。
一昔前と比べたら圧倒的に、生き方の選択肢は増えているし、人によって幸せの形もそれぞれだから、私の考え方次第で見え方が変わってくると、頭ではわかっているのだけれど。
妬み?嫉妬?自分自身への失望?自分の中の醜い感情と否が応でも向き合わざる負えない状況に置かれる。
私はただなるべく静かに穏やかに生きていきたいだけなのに。
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こんな感情とずっと向き合っていたら、心がぶっ壊れてしまうので、程々に現実逃避しながら生きてます。
推しに感謝。